簿記を受けるけど、ネット試験とペーパー試験どっちがいい?
ネット試験ってペーパー試験と比べて受験しにくい?
そんな疑問を持っている方向けに記事を書いています。簿記受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
結論から言うと個人的には「ペーパー試験よりネット試験の方がおすすめ」です。
僕もネット試験を受験して簿記を取得しました!
簿記ネット試験のが具体的な申し込み方法はこちらを参考にしてみてください。
簿記のネット試験とは?ペーパー試験との比較
簿記試験には、ペーパー試験とインターネットを利用したネット試験があり、申し込みから合否発表までの流れが異なります。
統一試験(ペーパー試験)
学校受験みたいに指定された日に試験会場に集まってテストして後日結果がわかる試験形態。
ネット試験
希望した日時に指定場所でテストを受けることができ、結果も試験後にすぐにわかる試験形態。
日商簿記だと2級と3級がネット試験に対応しています。
自分の都合の良い日時でテストを受けることができます。
しかし、統一試験各回の前後に施行休止期間があるので注意してください。
受験料、試験時間、出題範囲はペーパー試験でもネット試験でも変わりません。
ネット受験のメリット
ネット受験のメリットはこちらです。
- 自分の好きな時間に指定場所で受験することができる
- 何回でも受験できる
- 結果がすぐにわかる
1つずつ解説していきます。
自分の好きな時間に指定場所で受験することができる
ペーパー試験は受験日が決められていますが、ネット試験ではほぼ毎日受験することができます。
場所も全国の指定されたテストセンターで受けることができ、自分の家の近くにあればそこで受験することができます。
試験日が予め決まっている試験では、試験に合わせて勉強を進める必要があります。
しかし、ネット試験では受験日の指定は特にないので自分のペースで勉強することができます。
「〇〇点取れたから受けてみよう」ですぐに受験できるのが良いです。
一番覚えているタイミングで受験できるのはかなりメリットだと思います。
ちなみに受験日の3日前まで申し込みを完了をすることで受験できます。
土日は満席になるのが早いのでできるだけ早めの予約がおすすめです!
何回でも受験できる
ペーパー試験だと、合格まで数点足りなかった場合は再度受験しようとすると少なくとも3ヶ月は待たないと受験できませんでした。
しかし、ネット試験では回数の制限はありません。
簿記3級の合格点は70点以上です。
もし少しだけ点が足りなくて不合格だったとしても、少し勉強してまた自分のタイミングでチャレンジすることができます。
年に3回程度しかないペーパー試験より、合格しやすいシステムだと思います。
一発で合格するのが一番ですけどね。。。笑
結果がすぐにわかる
ネット試験だと試験が終わった瞬間に点数と合否判定がでます。
一瞬で合否がわかるので合格した実感は正直薄いです。笑
しかし、合格発表まで緊張する日々を過ごさなくていいのは気が楽です。
ペーパー試験だと合否判定の頃には勉強した内容忘れてる。。。なんてことも考えられます。
次の上位資格を取得したい人にとって、すぐに次の勉強に切り替えることができるのでとてもありがたいことだと思います。
ネット試験のデメリット
- ペーパー試験に比べてタイムロスが多い
ペーパー試験に比べてタイムロスが多い
ネット試験では回答をパソコンに入力することになります。
試験時には計算用紙とボールペンを渡されます。
手で問題を解いて回答をパソコンで入力するの繰り返しです。
ペーパー試験に比べて目線の移動が増えて集中しにくくなりますし、場所がわからなくなりがちです。
タイムロスがけっこうある印象なので、ペーパー試験に比べて時間が厳しく感じると思います。
パソコンの操作に慣れていない人は最初戸惑うかもしれません。
サンプル問題などを解いてみて問題に慣れておくことが重要です。
商工会議所のホームページにネット試験のサンプル問題があるので参考にしてみてください。(※Windows環境じゃないと動かないみたいです。)
ネット試験 まとめ
コロナの影響もあり、資格のネット試験は主流になってきました。
簿記を受験するときは自分の好きなタイミングで受けることができるネット試験で合格を目指してください!
簿記のネット試験申し込み手順はこちらの記事で詳しく紹介しています。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
将来、経理職に就くために簿記3・2級の合格を目指すなら【Accountant’s library】
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